トラック業界あるある

トラックドライバーに向いている人・向いていない人の特徴まとめ【適性チェックリスト】

くれないくん

トラックの仕事に少し興味はあるんですけど、どんな人がトラックドライバーに向いていてどんな人がトラックドライバーに向かないのか気にって眠れません。

しげみさんもし良かったら教えてくれませんか?

しげみ

くれないくんトラックドライバーに興味があったんだね?

確かにみんな興味はあるけど、

向き不向きがあるかもしれないから今一歩踏み切れないでいるかもしれないので、今日はトラックドライバーの向き不向きについて解説したいと思います。

この記事を書いた人

運送業界29年、アパレル関係3年、営業歴9年(訪問販売2年・不動産仲介7年)

2021年運行管理者取得 現役ドライバー

地場・中距離・長距離など経験あり

トラックドライバーに「向いている人」の特徴10選

ガッツポーズする男性

トラックドライバーの仕事は、「荷物を運ぶ」という責任感が強く求められる専門職です。向いている人の特徴は、仕事の安定性や安全に直結します。

① 強い責任感とモラルを兼ね備えている人

お客様の大切な荷物を期日までに、破損なく届けることが最大の使命です。約束を守る責任感と、社会人として常識的な行動(モラル、言葉遣い)ができる人は、信頼されるドライバーになれます。

② 常に安全意識を高く持てる人

トラックは車体が大きく、少しの油断が大事故につながります。特に交差点や狭い場所での運転時には、**「乗用車と同じ感覚で運転しない」**という強い意識を持ち、後輪の位置まで確認できる冷静さが不可欠です。

③ 一人で集中しても苦にならない人

運転中も、積み降ろし中も、基本的に一人の作業時間が多い仕事です。チームでわいわい働くよりも、自分のペースで黙々と仕事を進めたい人には最高の環境です。

④ 時間管理を徹底できる人(逆算思考ができる人)

積地から目的地までのルート、休憩、渋滞の予測を正確に行い、遅れを出さないよう時間を逆算して行動できる能力が必須です。時間にルーズな人は、この仕事は務まりません。

⑤ 臨機応変に対応できる柔軟性がある人

運送業界では、渋滞、荷主都合による急な時間変更、予期せぬトラブルがつきものです。イレギュラーな事態に遭遇しても、イライラせず、冷静に代替ルートや対処法を考えられる柔軟な人は重宝されます。

⑥ 長時間の運転を楽しめる人

平均して拘束時間が長く、運転が仕事の大半を占めます。プライベートでもドライブが好き、一人で音楽やラジオを聴く時間が好き、という人にとっては、仕事そのものがストレスになりにくいでしょう。

⑦ 忍耐強く体力・集中力に自信がある人

渋滞のノロノロ運転に耐える忍耐力、長時間集中して運転し続ける精神力、そして積み降ろしや洗車といった作業に耐えうる体力は、やはり基本として求められます。

⑧ 几帳面で整理整頓ができる人(車両を大切に扱う人)

車両や備品を丁寧に扱う気持ちは、安全運転意識の裏返しです。洗車を欠かさず、車内を綺麗に保てる人は、仕事そのものも丁寧な傾向があります。

⑨ 周囲に気を配れる優しい人

積地や荷卸し現場では、他社のドライバーや作業員との協調が必要です。自分勝手に場所を取らず、順番待ちや移動時に譲り合える気遣いは、現場での人間関係を円滑にします。

⑩ 渋滞していてもイライラせずに冷静さを保てる人

先を急ぐあまりのイライラは、事故や違反の原因になります。渋滞を予測し、その時間を休憩や情報収集に充てられるような、常に冷静で自分をコントロールできる人が向いています。

トラックドライバーに「向かない人」の特徴10選

もし以下の特徴に多く当てはまる場合は、この仕事は避けた方が無難かもしれません。

① 横着な人、モラルがない人

面倒くさがって横着な運転や作業をすると、事故や荷物の破損につながります。また、自分勝手でモラルがない人は、顧客や他の業者からの信頼を失い、会社の看板に傷をつけます。

② 言葉遣いが悪い人

「ドライバーは口が悪い」というイメージは古いものです。今は接客業としての側面も強く、言葉遣いが悪いと荷主や現場から出入り禁止になるなど、大きな問題になります。

③ 時間管理・自己管理ができない人

積込みや納品に遅れる、運行計画を立てられないなど、時間にルーズな人は致命的です。また、長時間運転する中で体調や休息を自己管理できない人も危険です。

④ 一人で作業するのが苦手な人

仕事の大部分は孤独な運転です。チームでの雑談や協力体制がないと寂しい、モチベーションが上がらないという人には精神的に厳しい環境です。

⑤ 運転が嫌い、または極端に運転が下手な人

長時間運転すること自体が苦痛な人は向きません。また、周囲が心配になるほど運転技術が未熟な人は、プロのドライバーとして事故リスクが高すぎるため、避けるべきです。

⑥ せっかちでイライラしやすい人(イラチ)

渋滞や些細なトラブルで感情的になりやすい人は、プロのドライバーには不向きです。イライラは判断力の低下を招き、事故を起こす確率が格段に上がります。

⑦ トラックを大切にしない人(洗車をしない人)

会社の看板であるトラックを汚れたまま放置する人は、仕事や荷物の扱いも雑であると見なされます。会社への帰属意識や責任感に欠けると判断されます。

⑧ スピード狂、または危険運転をいとわない人

プロのドライバーは、会社の社速(安全速度)や法定速度を厳守することが大前提です。スピード違反を常習化する人は、いつか大きな事故を起こし、人生を棒に振るリスクがあります。

⑨ 極端に方向音痴な人

誰でも初めての道は分かりませんが、地図(ナビ)を見て方角やルートをイメージする能力は必要です。それが極端に苦手な人は、常に納品時間に遅れる原因となり、業務に支障をきたします。

⑩ 思いやりがなく自分勝手な人

荷主の都合を考えない、現場で自分だけ早く終わろうとするなど、協調性がない人は、職場の雰囲気を悪くし、仕事が回らなくなる原因となります。

まとめ:適性があると感じたら、次は具体的な一歩を臨機応変にものごと対応ができる柔軟な人

上記の特徴を参考に、あなたがトラックドライバーに向いているか、じっくり自己分析してみてください。

「責任感」と「安全運転意識」があれば、未経験でも十分に挑戦できます。

「運転が好き」「一人の時間が好き」「体を動かしたい」というポジティブな気持ちがあれば、あとは優良な研修制度のある会社を見つけるだけです。

「未経験だけど、どうやって仕事を探せばいいんだろう…」

そんな不安を解消するために、次のステップに進んでみましょう!

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